幼稚園選びって難しいですね。

公立なら選択の余地はないのですが、
私立ともなると一気に選択肢が広がります。

そんな幼稚園の選び方のポイントについてお話ししたいと思います。


公立幼稚園と私立幼稚園の違い

公立幼稚園

公立幼稚園のいいところはまず、保育料が安いということです。
月に1万円程度でしょうか。

各幼稚園によって多少差はありますが、保育内容は遊びが中心です。
ゆったりとした遊び中心でのびのび保育という感じです。

これといった特色はないですが、先生は公務員ですので、
産休もあり、産後に復帰し、子育てを経験された先生もたくさんいます。

子育てを経験しているベテラン先生というのは心強いですね。
ただ、中にはベテランだからこそ、古すぎる考え方が強かったりすると、
大変だと聞きます。

遠足は近くの公園だったり、地味な感じです。
生活発表会なども園の遊戯室で開催される感じでシンプルなものです。

私立幼稚園

一番気になるのが保育料ですね。
保育料は園によってピンキリですが安くても2万円代くらいから、
高くなると7万円、8万円というところもあるほどです。

ただ、その分、延長保育や英会話やスイミング、体育指導などのお稽古事が
普段の生活の中に組み込まれていたりします。

もっとお稽古事をしたいという人には課外のお稽古があるところもあります。

遠足などは電車に乗って水族館に行ったり、ちょっとした登山をしたりと
子どもたちにとってちょっと勉強になる場所へつれていってくれたりします。

発表会などはホールなどを借りたりするところが多く、見ごたえのある
演技を見せてくれたりします。

私立幼稚園は周りの幼稚園との競争もあるので、様々な特色を出して
差をつけなければならないのです。

私立幼稚園の特色

私立幼稚園の特色はおおまかにわけて2つあります。

お勉強系幼稚園

遊びも多少はするけれど、机に座って早期教育をする幼稚園です。
ひらがな、カタカナはもちろん、漢字やことわざ、九九、英会話など。
盛りだくさんです。

大抵そういう幼稚園は音楽教育もすごく、発表会では大人顔負けの演奏をする
園もあるようです。

小学校受験を考えている方にはぴったりでしょう。
しかし、小学校受験を考えていない子どもさんには
苦痛でしかなかったりします。

のびのび系幼稚園

子どもはその時期にあった遊びをしっかりすることで学ぶことが
たくさんあります。

数を教えるにしても、「今日お休みしている人は何人かな?」と数えたり、
生活の中で数字を身に付けていくなど、年齢にあわせた保育をする園が
多いです。

遊び時間はお勉強系幼稚園よりは多いですが、
きちんと座ってお絵かきしたり、絵本を読んでもらったりという設定保育の
時間もあり、メリハリのある保育をしてもらえるというのもいいところです。

ただし、「自由保育」という名のもとに、放置しているだけの園もあるので
そのあたりはしっかりと見極めないといけません。

他に、仏教やカトリックなど宗教系の幼稚園やはだか保育やはだし保育などを
行っている健康系保育園や、モンテッソーリやシュタイナー教育をしている
幼稚園などもあります。

さいごに・・・

幼稚園はクチコミも大切ですが、やはり見学して、実際に子どもたちの姿や
先生の保育の姿勢についても確認した上で選びたいですね。

クチコミはネットなどで見ると、マイナーなことは書けない掲示板が
ほとんどです。

マイナー面も合わせて、納得できる幼稚園を選びたいものです。
実際に通っているお子さんのママさんに評判を聞くのが一番よいでしょう。
もし可能であれば、できるだけ多くの方に聞くのがいいですね。

小学生のママさんであれば、学校で問題を起こしている子の出身幼稚園などの
情報も持っていることが多いです。

私の住む地域の小学校はマンモス校なので、その分問題も多いのです。
のびのび系幼稚園と勉強系幼稚園の子、保育園の子など
様々な子どもたちがいるのですが、学校で陰湿ないじめや
学級崩壊の原因になっている子たちの出身幼稚園に多いのがある特定の
幼稚園出身の子がほとんどなのです。

その園の子がすべて悪いというわけではないのですが、
お勉強系の幼稚園が合っていなくてずっと押さえつけられてきた分、
小学校で発散しているのではないかと噂されています。

他に一人目と二人目を違う幼稚園に入れたというママさんもたまにいます。
兄弟をみんな同じ園に入れていると他の園と比べることはでにくいですが、
そういうママさんからの情報はかなり信用できますね。

うまく情報を仕入れて、お子さんに合った幼稚園を選びたいものですね。

byさっちん

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